白い影は通過儀礼
どうも。白い影大好き芸人のしゅかです。
最近思うように事が進まなかったので
(*今私がメインで使っているのはこちらのアカウントです↓もし万が一(笑)気になる方がいらっしゃればこちらのリンクからどうぞ)
というツイートのもと封印していた白い影を久しぶりに1話から見始めました。
そもそもなぜ封印していたか。それは
あまりにも良いドラマ
だからです。
もうね、すこぶるいいドラマすぎて、白い影っていうタイトル聞くだけで涙が出て胸が締め付けられる体質になってしまったんですよ(末期) (の割には毎日元気に白い影のツイートしてるな)
だってYouTubeでおすすめに出てきた"中居正広まとめ"の直江先生が涙を流すわずか20秒あまりのシーンみ見ただけで泣きましたからね←
いわゆるNN病ってやつですよ。
そういう訳で、私生活がある程度落ち着いたときに再び見ようと心に決めていました(もう何回も見てるだろうに)
しっかしね〜 上記のツイートを見た友人がもうそれはそれは強く(←)「さっさと見て泣いちゃいなよ」と誘惑してきたんですよ。
一応ね、一応抵抗はしたんですよ?
….………はい。ご想像通り誘惑に負けました。(察し)
そうしたらね、これ、本当の話なんですけど…
気付いたら2日間で7話まで見終わってました。※毎日23時帰宅 (怖っ)
おかげさまで寝不足です。しかもその結果、
寝不足+直江先生を常に思い出す=手元にあったレポート用紙に白い影についてまとめる
という暴挙に出ていました。笑
じゃあさ!せっかくレポートにまとめたことだしここらで白い影のいいところを語ってやろうじゃないか!と思い立った訳ですよ奥さん。(真顔)
そういうわけで(どういう訳で?と一度言いたかっただけ)前置きはこれくらいにしておいて本題に入りましょうか。
さて今現在、2001年TBS1月クールで放送された日曜劇場「白い影」というドラマをご存知の方はどれくらいいるのでしょうか?
もちのろん知っているよ!って言う人も、何それホラー系?と言う人も中居正広主演の医療恋愛ドラマ 「白い影」を見れば人生が幸せに満ち溢れること間違いなし!!
ちなみにこの白い影、私は中居面の通過儀礼だと思っています。つまり白い影を見てこそ真の中居面と名乗れるのです。(は)
大事なことだからもう一度言いますね。
白い影はイニシエーション。
はい。ここ、先生はテストに出します。
そろそろ覚えましたか?では一度声に出して言いましょう。先生に続いて復唱して下さい。
せーの!白い影は〜〜〜
イニシエーション!!!
(やばい雰囲気が漂ってますね。周りの人に変な目でみられても私は一切責任を負いません笑)
というわけで←、そんな白い影についてこれから6つの項目に分けて先生は張り切ってお話ししちゃおうと思います。最初に断って置きますけどくっっっっそ長いです。おまえどんだけ書いたん?ってぐらい長いです。愛が重いで有名な中居担なの。許して←
ちなみに白い影とは直接関係ないから項目には入れてないけど歌詞考察の後にちょっとした感想を述べてるのでお時間があったら読んで頂ければ嬉しいです。
〈注意〉6.主題歌 の項目はほぼネタバレをしているのでまだ一度もドラマ見たことないよという方は是非本編を見てから読んでいただけるとより理解が深まると思います。
それではどうぞ最後までお付き合いください。
1.ストーリー
ストーリーを知らないと何も始まらんでしょうということで。本当はどこかのリンクを貼り付けようかとも思ったけど、あらすじ紹介をしてるサイトがあまりにも無かったので自分で作っちゃったよ。愛の力って凄いね。
〔以前勤めていた病院で友人が不祥事を起こした為に新しく行田病院に勤めることになった看護婦の志村倫子。勤務初日から夜勤を任された倫子は行田病院の夜勤体制に愕然とする。なんと当直医がバーでお酒を飲んでいたのだ。
その医者こそが直江庸介であった。
数日後直江の患者付きになった倫子は、最初こそ夜勤であるにも関わらずバーでお酒を飲んでいたり、暴れる患者に対して「落ち着くまでトイレに閉じ込めておけ」といった言動から直江の医者としてのあり方に疑問を抱いていた。しかし、直江が時折見せる患者への笑顔、その根底にある暖かさを覆い隠すしてしまう何かに怯える姿を目の当たりにした倫子は段々と直江に惹かれていく。
一方で直江は今まで自分に寄ってきた女性とは一線を画す倫子の存在に惹かれていることに気付きながらも自身の抱える"ある事情"のために倫子への気持ちを押し殺すのだが…〕
…………語彙力ないね。私、はてブやってるヲタクは文章がうまいって聞いたんだけど?????
まぁこんな雑なあらすじを見るより本編見てください笑 たったの10話ですよ!!
2.中居正広が直江庸介を演じる意義
私はこれを語りたいがためにはてブ開設に至ったと言っても過言ではないです。
結論から言うと、中居正広が直江庸介を演じる意義とは、「彼が持っているパブリックイメージ(および性格)と真反対の姿を見ることができる」
です。
この頃(2000〜2001)の中居くんはとても明るく、本当によく喋っていたので「いつでも笑顔の中居くん」というパブリックイメージがすごく強かったんですよ。いわゆる'近所の(カッコよくて親しみやすい)お兄さん期'と(私に)言われてる時期。勝手に命名しました
ところで、中居くんって実際どんな人物なんだろう。
長く一緒にいる人たちでさえ「よく分からない」と言ってるくらいだから一ファンの私ごときが"本当の中居正広"なんて勿論知る由もないわけで。
でもね、私はテレビで出している中居正広というキャラクターと彼自身の根本的な性格は同じなのではないかなと思ってる。
まとめると、中居さんが直江先生を演じる意義、そして、世間でNN病が多発したと言われるほど人々がどうして白い影という作品に惹きつけられたかというのは 根っからの元気っ子で明るい人がそれとは対極に存在している"孤独"を身にまとった
からということなんですよね〜
さらに言うと、"中居正広"に存在する"静"の部分を丁寧に切り取って私たち視聴者に60分余すところなく見せてくれるツールがあるって凄いと思いません?
TBSは神ですか?今日からもうTBS様に足を向けて寝れないですね…
"元気"を売りにしている人が1番見られたくないであろう部分を曝け出すとか…これは穏やかじゃない。(©︎霧矢あおい)
(この意義って家族ゲームにおける翔くんにも当てはまりますよね。翔くんは世間からの"慶応真面目ボーイ"というイメージがあまりにも強いせいでこう言った真逆の役を最近全然やってくれないのがとても惜しい…!
無論、僕先も良かったけれど、まさにあれはもろパブリックイメージの役だよね。だって全国民が求めていたであろうキスシーンがなかったし!?
真反対の役を演じた方が彼自身の魅力がより伝わるのになぁ という独り言)
中居さん本人は全く覚えていないようでしたが、自分で「普段とのギャップに堕ちる」とおっしゃっていたみたいです。ソースは竹内結子。
やはり中居さんは完全に自分の魅せ方をわかってるよこれ。恐ろしい子。
そしてですねこの記事を書くにあたって最近、過去の雑誌を漁っていたんですね。そうしたら1997年にドラマ"最後の恋"をやったときのインタビューで脚本家の北川悦吏子さんも似たようなことをおっしゃっていた記事を発見したので以下引用させていただきます。
この間、テレビガイドというテレビ誌を見ていたら、読者のページに、中居くんがナイナイにいじめられて、全国を旅するという番組があったのだがその中で、ふだんは、はしゃいで場を盛り上げている人のいい中居くんが、ナイナイの行き過ぎたからかいに、だんだん怒り出して黙って来て、黙った時が素敵だった、とあったが、私は読者と手を取りって、踊りたかった。そうだよ、そうなんだよ。そういう時の中居くんって、すごくいいんだよ。
素が見えかけてきた時の、彼はいいんですよね。いつも、いい人という鎧の中で、彼は生きている感じがするから。
あと、彼はきっとやさしい人なので、そのやさしい部分を揺さぶってみたいと思っています。
やさしい人って、ホントにどこまでやさしいのか、試してみたい残酷な気分になることってないですか?
何か、ふざけたようなことばかり書きましたが、中居くんの笑顔は私が忘れかけていた青春を思い出させます。
彼のシャイな立ち振る舞いとか、強そうで弱そうなところとか、明るいのにナイーブそうなところとか、リーダーシップ取るのに脆そうなところ、若いのに生真面目なところとか、それらは、私に青春の不器用さや、心もとなさや、傷つきやすさを思い出させる。中居くんは、18の時に好きになる19の男の子、という気がする。
永遠の19歳。
(1997 TVガイドより)
(TVガイドかTVぴあのどちらかだったのですが曖昧なので間違っていたらすみません)
私が声を大にして言いたいことが全てこの北川さんのインタビューに詰まってる…!
私が北川さんと手を取って踊りたいよ←
私が中居くんに無意識のうちに惹かれたのは実はこの
ー彼のシャイな立ち振る舞いとか、強そうで弱そうなところとか、明るいのにナイーブそうなところとか、リーダーシップ取るのに脆そうなところ、若いのに生真面目なところー
なんじゃないかなって改めて思う。
もちろん最初は「何この人かっこいいんだけど」が入り口だったけど、もっと彼について知りたい!と思う度にこうした一面に出会えたことが今現在の私の気持ちを作ってるのかな… 中居くんは人を惹きつける力を他の誰よりも持っていると常々思ってる。
加えて言いたいのが、北川さんがインタビューの一番最後で中居くんのことを"永遠の19歳"って表現なさっていること。まさにそれな!です。Twitterだったら間違いなく❤️100万回押してます。
19歳ってほぼ大人、でもまだ子供っぽい部分もある。ちょっと触れたら壊れてしまいそうな儚さを持っている。
そんな年齢だと思う。
北川さんがそのことをちゃんと分かって下さっていた。
だからこそ中居さんが持ってる儚さを初めに引き出すことに成功したのが最後の恋であり、その完成形が白い影なんじゃないだろうか。と私は万年思ってるよ!
決してドラマで素を見せてる訳ではないんだけれどこの時期に"いい人"の鎧を身にまとわない中居正広を見れたことは私の、中居担の一生の宝だと思う。
何回でも言うけどこの時期(2000〜2001年)って言うのが肝。
模倣犯も同じようなシリアスな役どころだけれども私的には色々と落ち着き始めた時期の作品な気がするから、白い影の時に受けた意外性に比べるとちょっと…ほんのちょっとだけ少ないかな…なんて思ったりもしてる。
まぁ模倣犯の話が来たのもおそらく白い影をやったことにあると思うからやっぱり白い影は中居正広の第2の原点なんだよきっと。わかんないけど←
3.ビジュアル
とにかく顔がいい。
これだけは誰がなんと言おうと譲れない。羽生ゆずれない。(頭悪そうだな)
(調子乗って正広とか呼び捨てにしてすいません)
白い影の中居さんはとにかくやばい。
実は私、最後の恋大好き芸人でもあるんですが(?)その最後の恋とはまったく!180度違う顔なんですよ。あれからわずか4年後のことなのに!(しかも偶然にも敏腕外科医になっているという奇跡)
最後の恋は"んもう!かわいい!保護対象!"って感じなんですけど、白い影では"美"が視聴者に顔面パンチをかましてくる。(表現)
これとか?
これとか??
実はこの時の中居さんの年齢はなんと28歳。 信じられます? 貫禄っていうかなんかもうめっちゃアダルティ。(表現)
あの、中居正広の顔がとにかく良いっていう話をもう少し発展させて膨らませてもいいですか?いいですね?(異論は認めない)
私が中居さんの見せる表情の中で一番好きなのはアヒル口、というかお口をぷくっとさせるお顔なんですがわかります?
私、友人を中居正広の沼に引きずり込もうとしてるので、ある時、友人に中居くんがアヒル口っぽいことをしている写真を見せながら「この表情の中居くん天使じゃない?」と話したら
その友人、「中居くんってよくこういう表情するよね」って言ったんですよ。
え!なぜそこまで気づいてて沼に落ちない!? もしかしてだけど(もしかしてだけど)世の中の人は中居正広の可愛さに気づいてないの??????
はい!全国民今すぐWink up の1997年11月号掲載の⇒Skoop the SMAP を見て!お願い!
(手元にない人は国立国会図書館に行けばあるよ!)
あひる口をしてるかわいいお口とか透き通った茶色い瞳とかその他諸々が、とにかく愛おしい中居正広がそこに待ってるから!
自分で三枚目とか言っちゃってるし、SMAPのバラエティ班だし、なんなら岡村さんにピンとか言われちゃってるし、アメトーーク!で一人暮らし長〜い芸人として普通にゲスト出演しちゃってるしで、もはや芸人扱いの彼だから国民の大半気づいてないかも知れへんけど中居くんのお顔って超絶整ってるのね。もうそれはそれはイケメンなんですよ!!!
国宝級なの!!!!
まずお顔の形がたまご型できゅっと締まってるでしょ。
鼻筋が通ってて高いでしょ。
それから、ぱっちりお目目の二重+天然涙袋あるでしょ。
散々言ってるけど私はこのお口をキュッてする表情が特に大好物です!!!(n回目)
参考画像と共に私が好きな中居くんのパーツ書き連ねていったけど本当に申し分ないお顔立ちすぎん!? 罪!
もはや欠点を見つけようとしても見つからない
そうなんですよ。 それが我らが中居正広。
白い影ではその美しいビジュアル(しかもデコ出し)が10話×60分見放題なんですよ!!奥さん!
こんなに贅沢なことある?もはや(TBS及び中居さんを)拝むべきなのではないだろうか。(本日2回目)
TBSはうたばんもあったので本当に神。
(ところで音楽の日の下剋上コント最高だったね。これを機に各社関係者は早急に嵐×中居正広の番組を編成してほしい。頼む)
4.中居正広の表情変化
(未だ書き途中のくせに一度公開した←)最後の恋のエントリには夏目の表情がくるくる変わるところが好きとか、その表情変化にすごく引き込まれる とか書いているんですけど。
白い影ではその演技がさらに拍車をかけて上手くなったと思うんです。直江先生はセリフが少ない分、表情演技が要だったから、中居くんもすっごく悩んで努力したんだろうなぁと、白い影を見てるときも見てない時も(←重要)思いを馳せてる。インタビューとかでは「僕は何もしてない」とか答えちゃってるけど。んな適当なこと言っても貴方が私達の想像してるより何十倍もしっかり準備してること、こっちにはもう割れてんだからな!
ところで、わざわざ【中居正広の表情変化】という項目を立てたのは他でもなく、私が「わーもう直江先生すき。むり。」となる場面を紹介したかったから!!! ここから語彙力低下するね☆
〜〜〜
私のイチオシは7話中盤の直江先生が倫子の涙を拭って抱きしめてあげるシーン。
ここはもう本当に最高。これ書いている今も顔のニヤケが止まらない(自粛しろ)
あとで説明しますが、白い影は1〜7話までは特定の患者さんを中心に話が展開されていくため、このシーンに至る経緯を説明するのが難しいのです…が!簡単に紹介しますね。(あまりにも拙いのでもう既にご存知の方は飛ばしてください!)
がんにより余命が僅かである患者 石倉さんに「抱いて欲しい」と迫られた倫子は病室を飛び出し直江の元へ行き、事の経緯を話す。しかし、直江は「なぜ抱いてやらなかった」と倫子を突き放してしまいます。
その際に直江に言われた「石倉さんはもうじき死ぬ」という言葉に心が動かされた倫子は石倉さんをベットの上で抱きしめる。
倫子が石倉さんを抱きしめたあと、半泣きで直江先生の元へ行くんですよ。ココカラ!中居正広のイケメンオンパレード(+私の語彙力が低下していく)なのでいろんな意味で気をしっかり持ってください。笑
まず直江先生のいる医局に入ってきた倫子の表情を見て直江先生が「どうした?」っていうシーン。声のトーンと表情がやばめ。ドラマでしか見せない中居くんの低くて落ち着いた声最高。
初っ端からやってくれるね。罪な男だぜ。中居正広は
私この一瞬のシーンで白飯10杯くらいいけるんだけど?
その直後、「どうした?」って聞かれた倫子が泣きながら「石倉さん すごくあったかかったです」と応えるんだけど。この後のたった2秒間ほどの間に役者中居正広が詰まってるの!!ねぇ!わかります!?
自分が彼女に「なんで石倉さんを抱いてやらなかった」と言ってしまったが故に愛する人に悲しい顔をさせてしまったという後悔とそんな彼女を慰めてあげたいという愛、この2つの感情が織り混ざった表情をするんですよ!凄くないですか? 役者一本でやってる人でも中々こう言う細かい感情を表現できる方は少ないと思う。(というのも私も一時期演劇を齧っていたことがあるので"表情を創る"という難しさは分かってる…つもりです…恐れ多いけど)
その奇跡の2秒の直後、追い討ちをかけるかのごとく倫子が直江先生に抱きつくんですね。(もう心臓が…もたない)
抱きつかれた時に再び生まれる罪悪感と抱きついた倫子の温かさと優しさに「はっ」とした表情を本当に一瞬見せる。これがまた非常に良い。
しかもそのあと、倫子の顔の位置に自分の顔の高さを合わせて、倫子の涙を指で拭ってあげるのね。
はぁぁぁーーーー?いけめんすぎない!?
イケメンすぎて怖いんだけど。怖っっっっっっ。
中居くんの透き通った目と美しい顔で覗き込まれた上に涙まで拭ってもらえるとか普通に死亡案件。
役に限らず、中居くんが人の話を聞く時に見せるあの優しい目!!は完全に全中居面を殺しにかかってる。
このシーンはもう数え切れないくらいみたけど何度見ても胸キュンするし、その度に死んでる。
中居正広天才かよ。
本当は他にもいっぱいあるんだけどねぇ…これ以上かけない…私のメンタルがもたない。(断じてめんどくさ…とかではない)
5.相手役
相手役は当時まだ20歳の竹内結子ちゃんです。
めちゃんこ可愛い上に演技が凄まじく上手いです(だから何様)
中居くんが当時のインタビューで答えてたけど竹内結子ちゃんは"このセリフピンポイントで涙を流す"とか言うことが出来ちゃう天才女優なんですね。
そりゃあさ、第39回日本アカデミー賞主演男優賞の二宮和也氏もファンになってしまうわ。
本当に、中居くんがこんな綺麗な人とラブシーンやってくれてよかったわ。ありがとうTBS様。(本日3回目)
だってさ、もう1つの中居くん恋愛ドラマ"最後の恋"もTBS様でやってくれてるし、しかも相手役も常盤貴子さんと言うお綺麗な女優さんだったんだよ。 (あと2人は性格も含めて私の好み) ありがとうの世界。
私が一番竹内結子ちゃんが倫子役でよかったと思ったシーンはやっぱり3.の項目で紹介したシーンなんだけど…
それと同率1位なのが直江が流した涙を拭うシーン。
このシーン、おそらく直江の行動のこの部分で涙を流してって指示された部分なんだろうけどあまりにも綺麗に出来過ぎていて逆に怖い。
2人の涙が本当に綺麗だな…って。小さな子供とか動物って何色にも染まっていない純粋でキラキラした目を持ってるじゃないですか。それと同じような感覚を受けるんですよね。
直江は迫る死だけに怯えてる涙、その表情を見た倫子の涙。仮に2つのどちらかが欠けてしまったらこの純粋さは消えてしまうと思うんです。私はここに、直江である中居くんが流した涙が本物であるからこそ、倫子もそれを受けて自然と涙が溢れでる。という構造が成り立ってるんじゃないかなと。
だから、このあまりにも透明な理由から来ている涙を演技として表現できる2人は本当に凄いの一言に尽きます。ていうかもはや凄いで表せるレベルじゃない!
この当時にこんな純粋な涙を流せたのは正直、竹内結子さんしかいなかったと思う。
配役を考えてくれた人に金一封を差し上げたい。
6.主題歌
白い影の主題歌は竹内まりや作詞作曲「真夜中のナイチンゲール」です。
毎回いいタイミングで流れてくるから涙不可避なんですよね〜
というか基本ドラマの主題歌ってものすごくいいタイミングで挿入されてくるよね。
(花より男子のOne love、今となっては曲がかかった段階で恋が始まると言われるぐらいにまで成長してしまったよ)
初めて主題歌を聴いた時からいい曲だなとは思っていた…いたんだけれども、冒頭に話したように"直江先生"のなの字だけで涙が溢れてしまうぐらいにまでなってしまったもんですから ←
そんなワタクシがまともに主題歌を聴いたらどうなるか…
だいたい想像がつきますよね? 笑
だから今の今までまともにエンディングを見たことがありませんでした。(お前白い影大好き芸人と名乗っていいのか?)
しかも主題歌に加えて直江先生が!あの前髪下ろしたビジュアルで!鳩飛ばすんだもん!!私泣いちゃう!(散々メンバーや貴さんに「コントでしょあれ」といじられてたところも総じて泣ける。愛おしい)
だけれども、この白い影の超大作記事を書くにあたって主題歌を外す訳にはいかんだろうということで試しに歌詞だけを見てみました。
その結果がこちら。
はい。
ということで、私はこんな風に'歌詞を見ただけでも泣ける'主題歌の素晴らしさ'を知ってもらうべく歌詞考察をしてみる運びとなりました。\どんどんパフパフ//
ちなみに私は歌詞の意味を知った今、普通にタイトル見ただけで泣ける自信あります。
みんなも一緒に主題歌思い出して泣こうな!!
真夜中のナイチンゲール
作詞作曲:竹内まりや
あなたの瞳に映る
哀しみの理由を教えて
"あなた" "理由を教えて"というフレーズが出ていることからこの歌にはあなたと私が存在していることがわかります。
さらに、真夜中のナイチンゲールがドラマ白い影の為に書き下ろされたものであることを考慮すると必然的にこの主人公である私は倫子であり、あなたとは直江先生のことを指していると考えられます。
そして注目したいのが2行目の歌詞にある"かなしみ"という言葉。ここに当てられた感じが"悲"ではなく、"哀"であったのはどうしてでしょうか。辞書で調べてみると
【悲しみ】・・・自分自身、内面に関する悲しみのことを表す
【哀しみ】・・・外面的なもので他者の悲しみを表す
とあります。
つまり、倫子が直江先生から感じとる、どこか哀しげな、寂しげな雰囲気の訳を教えてほしいと言っていることになります。
恥ずかしながら私は初めて悲と哀の感じがもつニュアンスの違いを知りました。漢字の使い分けのみでもここまで読み取れることに感服です。竹内さんって天才なの…?(知ってた)
この後の歌詞にも何回も出てくる共通項なのですが、私は「哀しみの理由を教えて」という歌詞に白い影の本質が詰め込まれていると考えています。そもそも最初は直江のことをあまりよく思ってはいなかった倫子が徐々に直江に惹かれていったのは、まさに「哀しみの理由を知りたかった」からだと思うんです。第4話で初めて直江の涙を見た倫子。彼女は彼の涙を見る以前から時折見せるその優しさに惹かれていたものの、やはり涙を見たことで「直江先生のことをもっと知りたい」という感情に「この人の全てを守ってあげたい」という感情が強く加わったのではないでしょうか。まさにこの感情が直江の閉ざされていた心を開く鍵となったと言ってもいいぐらいです。
ですからやはりこのフレーズは白い影において大切なことの一つなんですよね。
どんなに近くにいても
届かない心の裏側
直江は物語の中で主に3人の女性と関係をもつこととなります。また、2年後に放送された白い影spからもこの3人以外にも多くの女性と関係を持っていたのであろうことが伺えます。しかし、その関係を彼は一回きりのものとして捉えていました。そのことを双方が分かっていながらも一度関係を持った女性は引き続き直江に対して特別な感情を抱いていました。
なぜこんなにも多くの女性が直江先生に惹かれたのでしょうか。
それは直江が"闇"のオーラを持っていたからだと思います。知りたいけど聞いてはいけない。そんなアブナイ関係がとても魅力的だったのでしょう。
聞いてはいけないと書いたように直江に惹かれた女性たちは彼の奥深くまで入り込むようなことはしませんでした。それが彼との関係を続ける唯一の方法であったからです。
一方で倫子は、誰も壊さなかった、いや、壊せなかった壁を良い意味で壊すことができた人でした。本編には倫子のこの言動が直江の心の壁を取り除いたんだなとわかる直江である中居くんの表情変化が随所に散りばめられています。
なぜ長々とこんな話をしたかというと「どんなに近くにいても届かない心の裏側」と歌詞にあるからです。
おそらくこの言葉は倫子が唯一直江に対して抱いていた不安だと思います。
倫子は直江部屋にあった大量のレントゲン写真を見たことで直江先生のことについて実は何も知らないんじゃないか、守りきれてないんじゃないかという不安を抱いた。その後直江に「これからはなんでもお互いのことを話そう」と言われた時でさえその不安感をぬぐい切ることはできなかったのではないでしょうか。
倫子が隠していた"ぬぐい切れなかった"不安が視聴者にも明らかになったのは直江が自殺したという知らせを聞いた時。病室のベットの上で「私じゃダメだったの」と泣き叫ぶ倫子の姿には堪えきれないものがありますよね。
余談ですが私はあのシーンから泣きっぱなしです。なんなら60分ぶっ通しで泣いています。
My love 私は闇夜に
My love さえずるサヨナキドリ
ただそばにいさせて
忍び寄る孤独から守るわ
闇夜というのは直江先生の闇の部分。それは病気のことを一人で抱えて込んでいることだったり、誰一人として自分のテリトリーには入れないところ。そこにさえずるサヨナキドリ、サヨナキドリとはまさしく倫子自身のことを指している比喩となっています。Google先生の力をお借りすると、
【サヨナキドリ】・・・西洋の鶯と呼ばれる鳥。故に美しい声で鳴く。また、ナイチンゲールのことをいう。
英語表記:Nightingale
とあるんですね。
ナイチンゲールとは世界で一番有名と言っても過言ではない1800〜1900年代に活躍した看護師さんですよね。
(本当なら今すぐ国立国会図書館に行ってナイチンゲールの人物像について調べたいのですが…あまりにも時間がないので断念…無念!)
私が抱いているナイチンゲールの人物像って、倫子の人物像とほぼ同じなんですよ。
優しくて強い。そして何よりも能動的、つまり自分から行動に移せる人。
白い影の作者がどのような意図を持って倫子を作り上げたかはわからないけれども竹内さんが倫子をナイチンゲールのようだと捉えたように、少なからずその影響はあるのかなーなんて思ったり思わなかったり。
話を戻しますが、サヨナキドリが闇夜の中でさえずるということはそこに光を照らすことと同義となります。
一筋の光というのは直江に笑顔を、純粋なありのままの姿を取り戻させることだと考えています。
直江が倫子に宛てたビデオレターで「倫子の笑顔が大好きだった」(号泣ポイント)と言っていることからも読み取ることができるのではないでしょうか。
"君の、倫子の"というように改めて名前を言い直す場面はもうなんかこれ以上泣かせないでもらっていいですか?メンタル持たないんですけど??(半ギレ)って感じ。
倫子の名前を面と向かって言ってあげたのがあの一回きりだったことがもう……生きてる時に直接言ってあげてよ…
「ただ側にいさせて忍び寄る孤独から守るわ」は一節目で説明した内容とほぼ同じです。
しかし、これまでしてきた話を時系列として捉えるのならば、倫子は心のどこかでは直江が彼自身の全てをさらけ出してないと感じていながらも彼を信じ続けていたことになりますよね。
これって凄くないですか?多分こんな倫子だからこそ直江先生も「好き」という感情を自分の殻の外に出すことが出来たんだろうなと。
エッッッッッッッッモ
その細く長い指に
まとわりつく不安の影を抱きしめたい
なぜ竹内さんは"細く長い指"にしたのでしょうか。もし竹内さんが中居くんの指の綺麗さを考慮して書いていたとしたらこれほど尊いことはないです。中居さんの指ってめちゃくちゃ綺麗ですよね。
真面目な話、ここを"指にまとわりつく不安"にしたのは中居くんを意識したのに加えて直江先生が外科医で、手術で指先を使うイメージがあったからなのかなとも思っています。
もっと言えば、倫子は直江先生が自分に触れるたびにその指先から伝わってくる不安やなんやらを感じ取っていたのかもしれないなぁと。完全に私の妄想の範囲だけど。こればっかりは2人の間でしかわからないことですね。
倫子、というか竹内結子になりたい人生だった。
※調べたところ竹内さんはこの歌詞を中居さんの写真を見ながら書いたそうです。つまり細く長い指は中居さんそのものだったんですね!優勝!
ちなみに"ふいに見せる微笑みがどこまでも淋しいのはなぜ"の部分もテレビに出ている中居さんを見て書いた歌詞だそうです。北川さんといい、竹内さんといい中居さんのことをめちゃくちゃよく見てくださってますね。感謝カンゲキ雨嵐。(やめろ)
My love刹那に身を焦がして
目覚める明日がいつまで続くのかと
問いかけるNightingale
ここは倒置法が使われていて、整序文に直すと
"目覚める朝がいつまで続くのかと刹那に身を焦がして問いかけるNightingale"
となります。
目覚める明日というのは直江目線から見ると"病気が完治すること"と捉えることができますが流石に無理矢理感が際立つので前後の繋がりを考慮した上で、ここでは直江が倫子のことを本心に従って愛する。つまり両思いになることだと捉えておきます。
まとめると、直江が自分(倫子)に心を許し、全てを委ねてくれるのはいつかと待ち焦がれているということですね。
何かに追われるように
生き急ぐ理由を聞かせて
ふいに見せる微笑みがどこまでも淋しいのはなぜ
「生き急ぐのはなぜ」の答えは当然、直江に残された時間が少なかったから。つまり死に向かう存在だったから。
ここでふと思い出したのがハイデッカーの死の"先駆的決意性"の話です。
白い影での直江先生の生き方ってハイデッカーの考えにかなり沿っているんですよね。
おそらく誰しもが死に直面したときは彼の示した説のように自暴自棄になるんだろうけど。
しかしそれにしてもあまりにも一致しすぎている気がします。このことに気づいたときにはそりゃあもう感動しました。(そこ?)
さっきからハイデッカーハイデッカーとなんのことやらって感じですよね。
彼の考えとは次のようなものです。
人間はいずれ死ななければならないことからくる漠然とした不安から目を背け気晴らしに走る。しかし、自分はいずれ死ぬという死の先駆的決意性を持つことで人間は一回限りの自分の人生を見つめ他の誰でもない本来的自己を回復して実存を確立する。(実存…他の誰でもないこの私)
自分の病気を知るまで直江は、口数こそ少ないものの人当たりがよく、患者さんや同僚からの信頼がとても厚い"優しい人"でした。しかし、病気に気づいた直後からお酒やタバコを異常に好むようになり、また、女性関係が乱れてきたりとまさに気晴らしに走るようになります。
人が変わってしまった直江が自分の病気を受け入れて東京の病院で残された時間を生きようと決めることができたのはほかでもない恩師の七瀬先生のおかげでした。七瀬先生に病気のことを知られてしまったことで直江は不安を直視し、死に向かう自分がどのようにありたいかという未来への投企を行えるようになります。彼にとっての投企とは最後まで医者として生き、自身の病気についてのデータを集め、今後の医療に役立て切ることだったのです。こうすることで直江はハイデッカーの言う通り、死に対する不安から自身を守っていたのかもしれません。
ここで一つ注意したいのが、ハイデッカーの考えと直江の状況で異なる部分があるということです。その違いとは直江に「死」という事象があまりにも明確であったことです。
投企という行為によって自分自身を保ち、守ってはいたものの定期的にくる発作によって、医師として彼には明確に死の存在が見えていました。そのために直江先生は儚さ、寂しさを持っていたんですね。彼はとても強い人、というか感情をあまり表に出さない人物でしたから周囲の普通の人間には一匹狼のように見られがちでした。その儚さ、寂しさに気がついたのが他でもない倫子。何度も述べていますが、この歌を通して、倫子はいち早く直江の本来の姿に気づき、しかもその理由を知りたいという感情よりもその全てを包み込んであげたいと言うことができる女性であったことが本編以上によく分かる気がします。
また先程も述べましたが後半部分の"ふいに見せる微笑みがどこまでも淋しいのはなぜ"は竹内さんがテレビに出ていた中居くんの表情を見て書き下ろされた部分だそうです。
ここの歌詞読み解きは上記のと大体同じなので割愛させていただきますが、この歌詞が一番体現されていたのが以下のワンシーンだと思います。
(っっっっはぁ〜〜 自担かっこよすぎん?)
My loveふたり同じ道
my love歩けなくていい
でも地の果てでもう一度
めぐり逢う約束を交わして
冒頭でこの歌の主体は倫子、客体は直江であると定義しました。
それゆえにこの部分を表面的に解釈するならば、倫子は直江に対して上記のような気持ちを根底に持ちながら愛していたことになります。
また、同時に直江が死ぬ運命にあることが明示されているようなニュアンスも受けました。
おそらくここは直江の心情も考慮された歌詞なのではないかと思います。
直江は自分の残り時間が少ないことをわかった上で倫子と付き合います。
もっと早く出会いたかった、ずっと一緒にいたいという気持ちを抱えながらも死ぬ運命にある直江先生。
あまりにも切なすぎますね。切なさが痛い。
それでも地の果てでめぐりあう約束を交わした。そんな約束をするほどに2人の中は固く結ばれていたんですよね。切ないというマイナスの感情だけで終わらせないところが素敵すぎますよね。
このひとときだけのために
すべてを失うことさえいとわないの
My love深い闇の向こうに
見えるひとすじの光をたどりながら
歌うのよNightingale
前半部分は言葉通りの意味であり、またそれは今まで散々述べてきた直江先生が倫子を好きになった理由でもあります。
これに対して後半部分。
先程も同じ作業を行いましたが、仮にこの歌詞が物語の時系列通りに展開されているものであるならば、倫子が"深い闇の向こうに見えていたひとすじの光"とは直江と結婚して一緒に暮らす未来だったのかなと思います。
結果的にその未来が来ることはありませんでしたが、直江先生との間に授かった子供、そして地の果てでめぐりあう約束をしたお陰で思い描いていた未来に近い形を2人は迎えることができたのではないでしょうか。
My love響き渡る遠雷が
新しい春を告げたら飛び立ってく
真夜中のNightingale
いつかきっとまた会えるNightingale
Woo my love'cause I'm your little bird
遠雷とは春の季語であり意味はそのまま、"遠くの方で鳴っている雷" です。
"遠雷が飛び立つ"という言葉は日本語として少しおかしい部分があるので、響き渡る遠雷は直江先生を表す比喩だと考えられます。つまり、"遠雷が飛び立っていく"とは支笏湖でその一生を終えた直江先生のことを表しているのです。
直江先生は本格的に春が訪れる少し前、まるで倫子がずっと楽しみにしていた春の訪れを告げるかのように亡くなります。その意味においても"春を告げる"を"遠雷"の修飾語として付け足したと考えられます。
my love'cause l'm your little bird とは意訳すると、
"愛しい人よ。私はあなたの小鳥だからね"
となります。
愛しい人は何回も出てきているように当然、直江先生のことであり、小鳥とはサヨナキドリ(倫子)を指すと考えられます。このことから"私(倫子)はあなた(直江)に光を灯す存在であるから(安心してね)"となる訳です。
倫子は歌の最後に直江先生に対してのメッセージを残したということでしょうか。
私は最後をlittle birdにしたことに意味があると考えています。鳥は生物として"飛ぶ"という特徴を持っています。飛行機など人間の文明の利器を考慮しなければ鳥はたとえ小鳥であっても人間の到達が叶わない範囲まで移動することができます。つまり自らをlittle birdに例えることで、亡くなって天国に逝ってしまった直江先生の元にいつでも行くことができるよ、私はいつもそばに寄り添っているよ ということを表したかったのではないかなと思います。
(横で号泣するヲタク)
さあ以上で歌詞考察はおしまいです。長かったですねぇ〜
ほらどうですか?泣けるでしょ?
といいつつ、私が"真夜中のナイチンゲール"を通して一つ学んだのは中居くんは儚いってことです。(まじで)
7.追記
構想1日←文書化2ヶ月。いや〜長かった。長い!ちなみに総文字数17000字超えてます。原稿用紙約42枚分だよ怖っ。卒論じゃん。理系の私にこんなに長く書かせたらそりゃまとまりなくなっちゃうよ。許してちょんまげ。
でもこの期間を通して今まで以上に直江先生と向き合えたし考えも深まったので私的には大変満足してる。
ただ、次に何かドラマ関連の記事を書くときには記憶が薄れないうちにさっさと書こうね私。これ教訓。
8.白い影を見た私の率直な感想
たまたまメモを見ていたら私が白い影を初めて見たときに書いた感想が出てきたので残しておきたいと思います。それに加えて今回のエントリを通して思ったことを書き留めておきます。最新の感想は共感してもらえたら嬉しいなぁ
<いつの年かの3.16>
〜まず白い影から観ました。
ものすごい久しぶりに声を上げて泣きました。今も直江先生が死ぬところとかその他諸々をちょっと思い出すだけで胸が痛いし、泣けます。
それに中居くんのシリアスな演技に驚いて、圧倒されてさらにあなたの魅力に引き込まれました。
直江先生は死と隣り合わせだからこそきる医療を提供するために医者を続けることを選んだのでしたよね。
その姿に言葉では表せないものを感じました。だから直江先生思い出すたびに胸が締め付けられる。多分その訳は単に直江先生の死が辛いだけではなくて…(この先は私的なことが書いてあったのでカット)
<現在2019.07.16>
白い影に勝るドラマは正直もう出てこないと思う。こんなにも医療ドラマとして、また恋愛ドラマとして胸に刺さるものが今までにあっただろうか。いやないだろう。多くの人が白い影に中居正広の陰の部分に魅了されたと思う。だからこそ2年後にスピンオフとして直江先生の原点が描かれることになったのだ。
私はスピンオフが放送されるタイミングで流れていたCMを忘れることができない。
たった15秒あまりのシーンでこんなに泣けるコマーシャルがあるんだとただただ衝撃を覚えた。
そのCMの内容は、支笏湖に佇んでいる直江を倫子が見つけ駆け寄っていくというものであった。
これは直江先生が自殺する前なのか、それとも私たち視聴者にまだ直江は死んでいなかったという夢を見させてくれたものなのかはわからない。それは個人の解釈によるものだから。
でも私は強く後者の説を推したい。
歌詞考察でも書いたように私は直江先生と倫子の幸せな姿をずっと見ていたかった。ドラマ本編ではやっと結ばれたと思うのもつかの間ですぐに辛いシーンが押し寄せてしまうからだ。最後の北海道旅行のシーンだって、もう数え切れないほど見たけれどその度にこの後のシーンを想像してしまって涙が止まらない。正直最終話はほとんど視界が霞んでしまっている。今まで偉そうに語ってきたけれど、もしかするとまともな視点で白い影を観れたことがないかもしれない。
さらに私はこのCM内で直江先生が倫子を見つけた時の笑顔が忘れられない。中居くんは本当に表情を作るのが上手い。私たち視聴者をしっかりとドラマの世界の中へと導いてくれる。たった15秒ほどのCMでさえそれができてしまう彼は本当に天才だと思う。
中居くんは演技するのは恥ずかしいと常々言っているけれども私はいつまでも待っている。個人的にはまたシリアスな役どころを演じてほしい。中居くんがドラマでしか見せない低音ボイスが大好きだからというのが第一の理由といっても過言ではないけれど←。それに加えて、冒頭で述べたように自らのパブリックイメージと正反対の役を演じることで中居くんの魅力が何倍にも増幅されるから。
いつまでも待っています。重いヲタクでごめんなさい。
1人でも多くの人が彼の魅力に気づきますように。
私がはてブで散々語ってた例の白い影SPのCMです。
— しゅか (@shuka_2top) 2019年10月13日
直江先生が倫子を見た時の表情がしんどすぎて胸が締め付けられる… pic.twitter.com/cAC5Cqd1qx
ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。貴方は正真正銘の白い影強火担ですね。同志です。ぜひ私と熱い議論を交わしましょう!